百貨店クレジットカードには「年会費」があります。一般カードでは初年度年会費無料に扱いのクレジットカードでも2年目以降からは毎年「年会費」が発生します。
そして「年会費」を支払いしても「ポイント還元」は除外対象です。できることなら払いたくない年会費ですが、回避することは無理です。ですから、ポイント還元で「年会費の元を取る」ことが大切であり、元が取れないなら解約することを考えるべきです。
この記事では、百貨店クレジットカードの「年会費分をポイントで獲得するためにはいくら購入する必要」があるのかを調べていきます。
百貨店クレジットカード年会費の元を取るためには?
まずは、百貨店クレジットカードの「年会費」をまとめていきます。今回は大手4社のクレジットカードを2種類厳選します。
| 百貨店 | 百貨店カード | 年会費 |
| 高島屋 | タカシマヤカード | 初年度無料/2年目以降2,200円(税込) |
| タカシマヤカード《ゴールド》 | 11,000円(税込) | |
| 三越伊勢丹 | エムアイカードプラス | 初年度無料/2年目以降2,200円(税込) |
| エムアイカードプラスゴールド | 11,000円(税込) | |
| 大丸松坂屋 | 大丸松坂屋カード | 初年度無料/2年目以降2,200円(税込) |
| 大丸松坂屋ゴールドカード | 11,000円(税込) | |
| 阪急阪神百貨店 | ペルソナSTACIAカード | 初年度無料/2年目以降2,200円(税込) |
| ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード | 15,400円(税込) |
百貨店クレジットカードのポイント還元率
| 百貨店 | 百貨店カード | ポイント還元率 |
| 高島屋 | タカシマヤカード | 8% |
| タカシマヤカード《ゴールド》 | 8%・10% | |
| 三越伊勢丹 | エムアイカードプラス | 5%・8%・10% |
| エムアイカードプラスゴールド | 8%・10% | |
| 大丸松坂屋 | 大丸松坂屋カード | 5%(最大10%) |
| 大丸松坂屋ゴールドカード | 5%(最大10%) | |
| 阪急阪神百貨店 | ペルソナSTACIAカード | 5%・7%・10% |
| ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード | 10% |
ポイント還元率は2種類あり
百貨店クレシットカードは2種類のポイント還元があります。それが「商品に対してのポイント還元」と「クレジット決済に対してのイント還元」です。
しかし、すべての百貨店クレジットカードが2種類のポイント還元を導入しているわけではありません。
| 百貨店 | 百貨店カード | 一般商品のポイント還元率 | クレジット決済ポイント (百貨店内) |
| 高島屋 | タカシマヤカード | 7% | 1% |
| タカシマヤカード《ゴールド》 | 7%・9% | 1% | |
| 三越伊勢丹 | エムアイカードプラス | 5%・8%・10% | 0% |
| エムアイカードプラスゴールド | 8%・10% | 0% | |
| 大丸松坂屋 | 大丸松坂屋カード | 5%(最大10%) | 0.5% |
| 大丸松坂屋ゴールドカード | 5%(最大10%) | 1% | |
| 阪急阪神百貨店 | ペルソナSTACIAカード | 5%・7%・10% | 0% |
| ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード | 10% | 1% |
高島屋クレジットカードの「年会費」元を取るには?

タカシマヤカード「初年度無料/次年度から2,200円(税込)」とタカシマヤカード《ゴールド》「11,000円(税込)」の元を取るためには、ポイント還元率を把握しなければなりません。
一般商品であれば8%のポイント還元率を誇るタカシマヤカードとタカシマヤカード《ゴールド》ですが、食料品や特価品、レストラン・カフェのカード利用ではポイント還元率が1%になります。
それを踏まえて計算していきますが、簡単に説明するためにには「一般商品」のみで年会費の元を取ることになります。
タカシマヤカードとタカシマヤカード《ゴールド》の特徴は「商品ポイント7%」+「クレジット決済ポイント1%」の構成でポイント還元率が決まることです。
「商品ポイント7%は税抜価格からポイント還元」になり、「クレジット決済ポイント1%は税込価格からポイント還元」になります。
税込33,000円のお買いをした場合、税抜30,000円分に7%の商品ポイント還元です。そして、税込33,000円分に1%のクレジット決済ポイント還元になります。
よって、税込33,000円のお買いをした場合のポイント還元数は「商品ポイント2,100」「+クレジット決済ポイント330ポイント」であり「合計2,430ポイント」になります。
ポイント還元数が年会費に達する購入金額
| カード | 年会費 | ポイント還元率 | 購入金額 | ポイント獲得数 |
| タカシマヤカード | 2,200円(税込) | 8% (商品7%+クレジット1%) |
30,250円(税込) | 2,227ポイント (商品ポイント+クレジットポイント) |
| タカシマヤカード《ゴールド》 | 11,000円(税込) | 8% (商品7%+クレジット1%) |
149,600円(税込) | 11,016ポイント (商品ポイント+クレジットポイント) |
| 10% (商品9%+クレジット1%) |
119,900円(税込) | 11,009ポイント (商品ポイント+クレジットポイント) |
三越伊勢丹クレジットカードの「年会費」元を取るには?

エムアイカードプラス「初年度無料/次年度から2,200円(税込)」とエムアイカードプラスゴールド「11,000円(税込)」の元を取るためには、ポイント還元率を把握しなければなりません。
一般商品であれば5%・8%・10%のポイント還元率を誇るエムアイカードプラスとエムアイカードプラスゴールドですが、食料品、一品3,000円(税抜)未満の商品、レストラン・カフェのカード利用ではポイント還元率が1%になります。
それを踏まえて計算していきますが、簡単に説明するためにには「一般商品」のみで年会費の元を取ることになります。
エムアイカードプラスとエムアイカードプラスゴールドの特徴は、年間お買い上げ実績に応じてポイント還元率が決まることです。
ただし、実績がない初年度は「エムアイカードプラスが5%ポイント還元」から始まることに対し「エムアイカードプラスゴールドは8%ポイント還元」始まります。
三越伊勢丹にて、エムアイカードプラスとエムアイカードプラスゴールドを利用して税込33,000円のお買いをした場合、税抜30,000円分に対してエムアイカードプラス5%・エムアイカードプラスゴールド8%のポイント還元です。
よって、税込33,000円のお買いをした場合のポイント還元数は「5%ポイント還元であれば1,500ポイント」「8%ポイント還元であれば2,400ポイント」になります。
ポイント還元数が年会費に達する購入金額
| カード | 年会費 | ポイント還元率 | 購入金額 | ポイント獲得数 |
| エムアイカードプラス | 2,200円(税込) | 5% | 48,400円(税込) | 2,200ポイント |
| 8% | 30,250円(税込) | 2,200ポイント | ||
| 10% | 24,200円(税込) | 2,200ポイント | ||
| エムアイカードプラスゴールド | 11,000円(税込) | 8% | 154,000(税込) | 11,200ポイント |
| 10% | 121,000(税込) | 11,000ポイント |
大丸松坂屋クレジットカードの「年会費」元を取るには?

大丸松坂屋カード「初年度無料/次年度から2,200円(税込)」と大丸松坂屋ゴールドカード「11,000円(税込)」の元を取るためには、ポイント還元率を把握しなければなりません。
一般商品であれば5%のポイント還元率を誇る大丸松坂屋カードと大丸松坂屋ゴールドカードですが、食料品や特価品、レストラン・カフェのカード利用ではポイント還元率が1%になります。
それを踏まえて計算していきますが、簡単に説明するためにには「一般商品」のみで年会費の元を取ることになります。
大丸松坂屋カードと大丸松坂屋ゴールドカードの特徴は「本体価格100円につき5ポイント」+「半年間のポイント獲得数」に応じて「ボーナスポイント」があとから付与されることです。
基本は5%還元ですが、ボーナスポイントを合わせると最大10%ポイント還元率が実現します。
そして、QIRAポイントという名の「クレジット決済ポイント」が百貨店でお買い物した場合でも付与されます。
「クレジット決済ポイント」といえば高島屋(タカシマヤカード)にもありますが、大丸松坂屋の場合はポイント還元率に含まれていないことです。
「基本は5%還元」そして、ボーナスポイントを合わせると最大10%ポイント還元率を誇りながら、さらに「クレジット決済ポイント」が付与されることになります。
「クレジット決済ポイント」は、「大丸松坂屋カードは0.5%」そして、「大丸松坂屋ゴールドカードは1%」です。
大丸松坂屋百貨店で税込33,000円のお買いをした場合、税抜30,000円分に5%の商品ポイント還元です。そして、税込33,000円分に0.5%もしくは1%のクレジット決済ポイント還元になります。
税込33,000円のお買いをした場合のポイント還元数は「商品ポイント1,500」+「クレジット決済ポイント0.5%は165ポイント」であり「クレジット決済ポイント1%は330ポイント」になります。
よって、大丸松坂屋カードであれば「合計1,665ポイント付与」、大丸松坂屋ゴールドカードであれば「合計1,830ポイント付与」されます。
※ボーナスポイントの計算なし。
ポイント還元数が年会費に達する購入金額
| カード | 年会費 | ポイント還元率 | 購入金額 | ポイント獲得数 |
| 大丸松坂屋カード | 2,200円(税込) | 5% | 44,000円(税込) | 2,220ポイント (クレジット決済ポイント含む) |
| 大丸松坂屋ゴールドカード | 11,000円(税込) | 5% | 199,100 円(税込) | 11,041ポイント (クレジット決済ポイント含む) |
※上記の計算にボーナスポイントは加味していません。
阪急阪神百貨店クレジットカードの「年会費」元を取るには?

ペルソナSTACIAカード「初年度無料/次年度から2,200円(税込)」とペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード「15,400円(税込)」の元を取るためには、ポイント還元率を把握しなければなりません。
一般商品であれば5%・7%・10%のポイント還元率を誇るペルソナSTACIAカードと、一般商品であれば一律10%ポイント還元を誇るペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カードですが、食品、レストラン、カフェ、セール品、阪急百貨店の専門店、阪神百貨店の専門店のカード利用ではポイント還元率が1%になります。
それを踏まえて計算していきますが、簡単に説明するためにには「一般商品」のみで年会費の元を取ることになります。
ペルソナSTACIAカードの特徴は、年間お買い上げ実績に応じてポイント還元率が決まることです。
ただし、実績がない初年度は「ペルソナSTACIAカードが5%ポイント還元」から始まることに対し「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カードは一律10%ポイント還元」の変動なしのカードになります。
そして、ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カードのみ「10ポイント還元」+「クレジット決済ポイント1%」も付与されます。
ペルソナSTACIAカードはクレジット決済ポイントがありません。
阪急阪神百貨店内でペルソナSTACIAカードを利用して税込33,000円のお買いをした場合、税抜30,000円分に5%の商品ポイント還元です。
よって、税込33,000円のお買いをした場合のポイント還元数は「合計1,500ポイント」になります。
次に、阪急阪神百貨店内でペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カードを利用して税込33,000円のお買いをした場合、税抜30,000円分に10%の商品ポイント還元です。
そして、税込33,000円分に1%のクレジット決済ポイント還元になります。
よって、税込33,000円のお買いをした場合のポイント還元数は「商品ポイント3,000」「+クレジット決済ポイント330ポイント」であり「合計3,330ポイント」になります。
ポイント還元数が年会費に達する購入金額
| カード | 年会費 | ポイント還元率 | 購入金額 | ポイント獲得数 |
| ペルソナSTACIAカード | 2,200円(税込) | 5% | 48,400円(税込) | 2,200ポイント |
| 7% | 34,650円(税込) | 2,205ポイント | ||
| 10% | 24,200円(税込) | 2,200ポイント | ||
| ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード | 15,400円(税込) | 10% | 154,000(税込) | 15,540ポイント (クレジット決済ポイント含む) |
まとめ
百貨店クレジットカード年会費の元を取るためには年間いくらの購入が必要?について計算しました。
計算は「一般商品のポイント還元率」を軸にしていますので、ポイント還元率の低い商品や「カードに付帯している百貨店提携施設の優待や百貨店店舗の特典・サービスなど」を加味していません。
そして、百貨店クレジットカード会員限定の「ポイントアップご優待」や「全館割引ご優待」など、百貨店各社、店舗ごとに、百貨店クレジットカード会員限定のイベントが開催されます。
これらのことから百貨店クレジットカードの年会費の元を取る方法は「通常のポイント還元」だけではありません。
上記で紹介した「ポイント還元数が年会費に達する購入金額」は、最低限の指標といえるでしょう。
百貨店クレジットカードを利用すると、年会費の元を取ることは「想像以上に簡単」と感じる人もいるでしょう。
以上です。



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